最近は、コロナの影響で仕事がリモートになったりと、日中家にいる機会が増えた方が多くなっています。家で仕事をしていると、窓の外からの人の視線が気になったり、隣近所から中の様子が丸見えになり気まずい思いをすることもあるかもしれません。そのような時に、プライバシーフィルムを貼ると問題を解決することができます。それで、このプライバシーフィルム(目隠しフィルム)について今回は説明したいと思います。
そもそもプライバシーフィルムとは、どのようなフィルムなのでしょうか?
このプライバシーフィルムのカテゴリーに入るフィルムは、貼るとすりガラスのようになるフィルムのことをいいます。ですから、外から見えなくなりますし、室内からも同じように見えなくなります。濃さが薄いと影が見えてしまうことがあります。そしてこのすりガラスのようなフロストやマットな感じが濃かったり、薄かったり、表面が細かかったり、粗かったり、白っぽかったり、透明に近かったりとバリエーションがあります。3Mとサンゲツがバリエーションが豊富に用意されています。
しかし、外からの視線や覗きは防ぎたいものの、中から外が見えなくなるのは困るという方もおられることでしょう。その場合、ミラーフィルムを貼るという方法があります。(このフィルムをプライバシーフィルムと思っておられる方も多いです)マジックミラーも同じようなものです。
このミラーフィルムは、カテゴリー的には遮熱、断熱フィルム(日射調整フィルムとも言われる)になり、強力な遮熱効果をもっています。フィルムに金属膜があり、暑さの原因になる光線を反射させて遮熱します。日中外が明るい時には、室内がほとんど見えなくなる効果があります。
ただしデメリットもあり、夜や悪天候時など外が暗い場合、室内の電気をつけると外から良く見えてしまうということがあります。また、フィルムが濃くて室内が暗くなるという事があります。可視光線透過率(外の明るさを100%としてどれくらいカットされるかの目安)15%とか35%になります。これは、人によってはそれほど暗くならないと感じる方もおられる数値です。目安ですが、車のリヤ側のガラスにはじめから色が入っている場合15~30%ぐらいの場合が多いです。昼間外から見えないので、レースのカーテンも引く必要がないので、暗く感じない方も多いと思います。決められる時には、サンプルを請求して実際にガラスに当てて確認されるのが一番良いでしょう。
フィルム職人HASでは、プライバシーフィルムに関するご相談にも喜んで応じています。また、サンプルを郵送して製品決定の助けにしていただいています。