このホームページは、窓ガラスフィルム専門で開設していますが、普段の業務では、カーフィルム施工を行うことがあります。動画では、カーフィルム施工道具の紹介をさせていただいたこともあります。
カーフィルム施工でも窓ガラスフィルム施工でも、日々スキルを高めたいと思っておりますので、施工方法の勉強は怠らないようにしています。最近は、プロの施工風景の動画がよく出ています。それを見ますと、特にカーフィルム施工は、いろんなやり方があるのだなと感じます。職人によっても違いますが海外の施工と、日本の施工にも違いがあります。一番感じるのは、直接フィルムをガラス上でカットする点です。カーフィルムでは、カット済みフィルムを使わない場合、外からガラスに合わせて型取りします。その際、直接カッターナイフの刃をフィルムに当てて、つまりガラス上でカットするのです。これは、日本の業者ではあまり見たことがありません。これには理由があると思っています。まず、直接カッターをガラスに当てますが、普通に普及してる刃よりも硬度が低いステンレス刃を使っています。この刃の硬度は、ガラスの硬度よりも低いとされています。(一般的な刃は、ガラスの硬度と同程度)
それで、いちお傷つきにくい物を使っていることになります。それに、型取り用のテープを縁に回していて、その上で切っているということもあります。ですから、ガラスの上でのカットは動画を見て一瞬ギョとしますが、ちゃんと考慮されているという事です。でも、日本では(私が経験した中では)ほとんど見たことがありません。なぜでしょうか? ここからは、推測になりますが、日本人の性格も関係しているかもしれないと思っています。自分の車のガラスにカッターナイフを当てられているとどう感じるでしょうか? ガラス傷つかないの?と思うかもしれません。車を大事にする人は多いですね。
それに、業者の側からすると、車に使われるガラスは強化ガラスで、通常の窓ガラスに使われるフロートガラスよりも少し硬度が低いことも知っています。(傷つきやすい)車のガラスではカッターを使わないと教育されているところもあるようです。型取りの時、ペンなどでマーキングして、別の板やマットの上でカットするのが普通です。
以上にしますが、フィルムのカットだけをとっても、土地によって人によって様々あります。それぞれ、こだわりを持って行っています。それぞれのやり方から学べればと思っています。
また、このカーフィルムに関しても思ったことを書いていきたいと考えています。
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