新築住宅を建てられたのを機に、また昨今の犯罪増加のニュースやご近所での事件などを機に防犯フィルム導入を検討しておられる方も多いと思います。そこで、頭を悩ませるのがどの窓に貼るかということです。つまり、どこまで貼ればよいかということです。もちろん、予算が許すなら全ての窓に導入するのが良いことは分かっていても、費用が結構高額になるため、必要最低限にしておきたいと考えるのも理解できることです。
そこで今回、どこまで貼るかを考えるに際して考慮に入れておいた方が良い点をお伝えして、ご検討の助けになれればと考えています。
まず、建物の立地条件によりますが、泥棒や侵入者が狙いやすいところはおさえておきたいですね。
障害物の影になるような窓。
・建物の側面側、裏側。(特に隣家や裏の家との間に垣根や塀があると危ない)
・正面でも道から見えにくい(木や、車庫などがあって)窓。
・全て塀で囲まれている場合は、全ての窓。(塀の内側に入られてしまうと危ない)
侵入可能な窓
・2階以上でも、足場があって登ってこれる窓。(2階のベランダ窓も)
上記は、侵入者が侵入するためのある程度の時間をかけられるかということが関係しています。
とここまでは、きっと考慮の対象になる部分だと思います。
その他、考慮できる点として
・リフォーム、外壁の塗装や貼替の予定が数年内にある。
・シャッターがついている。
・窓の外に面格子がついている。
・最近の異常気象や突風台風などの被害が心配。
・子供がいて室内での転倒や怪我が心配。
5つほど上げましたが、一つずつ解説していきます。
・リフォームの予定があるかですが、その際に特に外壁に手を入れる場合、足場を全面に組むことがあります。その間は、容易に家の中に侵入されてしまいかねない、状況が続きます。普段なら届かないないような窓からもです。現に、夜に足場をいたずらで登る者がいてそれが恐怖で、防犯フィルム工事を行ったお客様もおられました。
・シャッターを付けているかたも多いかもしれません。でも、シャッターを昼間でも下ろしていると留守にしているのが明らかになってしまうので、少しの外出では下ろさないかもしれません。
・窓に面格子がついてある場合があります。特に一階の腰高窓に多いと思います。防犯上の効果を考えて設置されている場合も多いかもしれませんが、その気になれば短時間で外すことが可能であることも覚えておくとよいでしょう。
・突風などでガラスが割れて怪我をする心配がある場合、防犯フィルムは貫通防止フィルムとも言われていて、かなりの効果があるものになります。(通常の飛散防止フィルムの7倍ほどの厚さがあります)
・転倒による怪我の心配の点も、突風の場合と同じく、ガラスの飛散による怪我の防止の点ではかなりの効果を発揮するものとなっております。
以上、防犯フィルムをどこまで貼るかを決めるに際して参考にしていただける点を考慮しました。
上記の点やリスクをお客様が、どのように考えられるかが決め手になってくると思います。
何を優先事項にされるか、費用の考え方などによるところもあります。
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