窓ガラスフィルムといっても様々な種類があります。多くの種類の中から、どのフィルムを選べばよいのでしょうか? まず、大きな枠での種類の選び方です。そのカギは、得たい効果をはっきりさせることにあります。下の図にまとめました。
ご希望の効果 | 該当するフィルム | 付随する効果 |
紫外線をカットしたい | 飛散防止フィルム | 飛散防止 |
ガラスの飛散防止 | 飛散防止フィルム | UVカット |
暑さを防ぎたい | 遮熱フィルム | 飛散防止、UVカット |
防犯(侵入防止) | 防犯フィルム | 飛散防止、UVカット |
目隠しをしたい | すりガラス調フィルム、ミラーフィルム | 飛散防止、UVカット |
上の図を見ると分かりますが、希望する効果がUVカットやガラスの飛散防止の場合、飛散防止フィルムという透明なフィルムを選べばよいことになります。(飛散防止フィルムが、UVカットフィルムであることは別ブログにまとめています)それより下の、遮熱、防犯、目隠しの場合は、それぞれのフィルムに付随する効果として、UVカットと飛散防止効果が付いてくるわけです。ですから、UVをカットしてほしいけど、暑さもカットしたい時は、遮熱フィルムを選べばよいわけです。ガラスによる怪我が心配だけど、暑さも防いで欲しい場合は遮熱フィルムを選べばどちらもかなえられるわけです。であれば、遮熱や防犯のフィルムを選べば多くの効果が得られるので良いのではと思われるかもしれません。でも、費用はそれらのフィルムは高くなるのです。それで、UVカット、ガラスの飛散による怪我の防止の効果を望む場合、飛散防止フィルムという最も基本的なフィルムを選択された方が良いわけです。
では、具体的にどのフィルムを選んだら良いか(製品名)を見極める仕方に関しては、また次のブログで考察していきたいと思います。