防犯フィルムの具体的な製品の選び方について今回は説明させていただきます。
まず、前提として弊社が扱う製品の中での選び方になります。そして、準防犯に入る厚さ200㎛以下のフィルムは除外いたします。(今回は、透明な防犯フィルムの中での選び方になります)
それでは最初に考えるべき点として、CPマーク対応の製品かそうではないか という点です。
この点でのきもは、やはりコストです。CPマーク対応になるだけで、3割ほどコストがあがります。
防犯フィルムを貼りたいが、まずコストが優先で、一定の性能をもつ製品が貼ってありガラスが強化されていればいいという方は、CPマーク対応でなくてもよいかもしれません。
その場合の、製品はずばり
グラフィル SN350
この製品は、防犯フィルムの標準的な厚さである、300㎛ をクリアしていて、性能もCPマーク対応製品に準じるものとなっていて安心してお勧めできる製品です。
次に、CPマークを貼り付けて欲しい場合 です。(CPマークや適合製品に関してはこちらから)
その場合、CPマーク適合製品のフィルムから選ぶことになります。この場合の考え方として、CPマークは付けて欲しいがコストを優先したいかどうかです。
コスト優先の場合の製品は、
リケンテクノス SS1490C
この製品は、CPマーク製品のなかでは、コストパフォーマンスに優れた製品です。もちろん、CPマークの試験にも通っていますから性能も折り紙つきです。
そして、CPマーク付きで名の通ったブランドで選びたい場合は、
3M SH15CLAR-A
この製品は、防犯フィルムとしてはスタンダードで信頼の3Mの製品になります。性能も折り紙つきです。
そして、何よりも性能を重視される方にお勧めするのが最強の貫通防止性能をもつ、
3M ULTRA S2200
薄い膜を多数積層することで高い貫通防止性能を持たせています。
コストに関しましては、「製品について」で確認できますが、おおざっぱに言いますと SN350の約3割高がSS1490C、SS1490Cの約1割高がSH15CLAR-A、SH15CLAR-Aの約2割高がULTRA S2200 という感じです。
どの製品がお客様に最適か、フィルム職人HASがご希望や現場の実情に合わせてご提案させていただいております。